工場見学について

※現在はコロナウイルスへの感染防止の観点から、工場見学は中止しております。

 

弊社は荒川区の魅力を広く発信する事業「荒川ブランドシリーズ」に参加し、モノづくり見学・体験スポットとして工場見学を受け付けています。(学校や企業関係者などの団体様を対象としています。)
詳細はお問い合わせ下さい

リレーでつながる!サプライチェーンチャレンジ
  「株式会社 日興エボナイト製造所」

所在地  東京都荒川区荒川1-38-6
電話番号  03-3891-5258
FAX  03-3891-5259
e-mail    info@nikkoebonite.com
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公共の交通機関でのアクセス 東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅徒歩7分
または
チンチン電車の都営荒川線「荒川一中前」駅徒歩1分

関連リンク

*荒川区 公式ホームページ

荒川区 モノづくり見学・体験スポットガイド
  「モノづくりの街」荒川区では、優れた製品を「荒川ブランド」として区内外へ積極的に紹介してきました。 荒川区のモノづくりをさらに多くの方に知っていただくために、事業主の皆さんのご協力をいただき、製造工程の見学やモノづくりの体験ができる工場・工房などを「モノづくり見学・体験スポット」としてご紹介します。・・・

モノづくり見学・体験スポット紹介  弊社以外にも見学スポットとして登録されている企業を紹介しています。
・(有)森田鞄製作所【バッグ製造】・(株)ムラマツ車輌【リヤカー製造】・(株)メゾン スヴニール 本店【洋菓子販売】・MISAWA&WORKSHOP【革靴製造】・(有)竹中雛人形製作所【衣裳着人形】・(株)マツダ自転車工場【自転車製造】・森田商店【べっ甲細工】・(有)三味線かとう【三味線】・浅野工芸【貴金属加工】・ミニ厨房庵【ドールハウス部品製造】・(有)秀光堂【金属加工】・plus Orange【紙雑貨製造小売】・都行燈(株) 【各種照明・行燈製造】・竹工芸 翠屋【竹工芸】・専門学校 東京ニットファッションアカデミー 【服飾系専門学校】・(有)堀川鋳金所【美術工芸鋳造】


エボナイトの製造過程をご紹介します!

原料は3つ。天然の生ゴムと硫黄、そして充填材としてのエボ粉です。
どれも、天然素材です。

天然の生ゴム
ゴム
純度の一番高い最高級天然ゴムを使っています。
天然ゴムは塊で入荷し、それをロールで柔らかくなるまで練ります。
硫黄
硫黄
エボ粉
エボ粉
エボ粉は、エボナイトとゴムから出来ています。
充填材として混ぜます。

エボナイト棒は下記の工程で作られます。

(1)配合 (2)混練り矢印(3)裁断矢印(4)押し出し矢印(5)蒸釜で加硫

【ミキシングロール】
混練り
配合した、天然ゴム・硫黄・エボ粉をロールで練ります。  

手順
 ・生ゴムが柔らかくなるまで、ロールで練ります。
 ・硫黄とエボ粉を加え、さらに練り上げます。
押し出し
押し出し機 【押し出し機】
投入するところ  板状になったエボナイト生地を押し出し機にかけ、棒状に加工します。
 写真は、生地を入れるところ。
出口部分  押し出し機から、エボナイトが出てくるところ。
 出口部分は、火が点火されています。これは口金部分を温め、表面を滑らかにする為です。
カット  加硫前のエボナイトは、まだ柔らかい。
 他のものと付いてしまわぬ様、打ち粉がまぶされます。
蒸釜で加硫  
蒸釜 蒸気釜で数日間かけて蒸し上げます。
蒸気で加熱・加圧すると、加硫が進みます。ゴムの分子と硫黄の分子が結合することを「加硫」といいます。
この化学反応により弾性や強度が飛躍的に向上し、柔らかかったエボナイトは超硬質ゴムとなります。 加熱時の温度管理は、熟練の職人技を要します。
最初は温度を抑え、時間の経過とともに緩やかに温度を上げ、最後はさらに温度を上げる、というような調節を、エボナイトの形状や大きさによって変えて行います。

途中で、釜を開いたり外から覗くことは出来ないので、職人は蒸気の圧力や、排気の間隔を見て加熱温度を調整します。

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